ABOUT JAPAN
今回の記事はこちら!

「タクシーの自動ドア」は日本のおもてなし!
1964年頃から一気に普及し始めたタクシー後部座席の自動ドアシステム。これは同年に開催された東京オリンピックに合わせ、海外からのお客様へのおもてなしのひとつとして取り入れられた、日本独特のサービスでした。海外では、日本とは逆の右側通行の国が多いため、右側から乗降車することに慣れている外国人旅行客が、習慣で右側から降車しないように(対向車に接触することがないように)、左側のドアを自動にすることによって「左側からの降車を誘導する」という目的もあったようです。「タクシーの自動ドア」は世界的に見ても珍しく、現在も驚かれる方が多い「日本のおもてなし」。外国人向けの日本旅行ガイドでは「日本のタクシーは自分でドアを開けなくてOK!」といった内容で、このシステムが度々紹介されています。
▼
・Auto door (自動ドア)
・Japanese hospitality (日本のおもてなし)
・left-hand driving (車両の左側通行)
・right-hand driving (車両の右側通行)
・”You don’t need to open the rear taxi door in Japan.”(「日本ではタクシーの後部ドアを自分で開けなくていいんですよ」)